父方、祖母が亡くなった。
たぶん90はいっていると思う。
『たぶん』と記載しているのは、それほど関わりがなくなってしまったから。
小学生の頃はおじいちゃんおばあちゃんちへ泊まりに行き、良くしてもらっていたが、父の定年後、父母が父の実家で暮らすようになってから、嫁姑問題が発生、追い出されたり、戻ったり…
一度、まだ母が父実家にいる頃、母の安否を確認しに父実家を訪れた。
その時に祖母と会ったのが最後だった。
数年後、結婚の挨拶に行ったら祖母はいなかった。
父は今度は祖母を追い出したのか?。とさえ思ったが、介護施設と自宅を行き来した生活になっている。と聞かされた。
ちょうど結婚の挨拶に行った時は、介護施設へお泊りの日だったらしい。
小学生の記憶なので、祖母は優しかった。と記憶がある。
お葬式へ行くべきだろう。
連絡が来たのは葬式の前日だったため、飛行機がそもそも取れなかった。
だから、葬式には行けない。
落ち着いた頃、実家へお線香をあげに行くべきだろう。
しかし…そのことを考えると思考が停止する、
なぜ…
そんなに私は祖母が嫌いなのか?
難いのか?
いや…違う。
私は、父に会うのが怖いのだ。
実の家族たちと関わるのが怖いのだ。
では、行かない変わりにお花を送るのはどうか?
そうすると、父に住所が知れる。
知れることを躊躇している自分がいる。
自分が思っている以上に、実の家族絡みのことは私にとって大問題だった。
『家族がちょっと苦手で。』とは周りに行ってきたが、自分が思っている以上に、『苦手』という言葉が軽すぎるくらい、『苦手』だったらしい。
さて…どうしたものか。