昨年末、隣の課に1人の契約社員が採用された。
契約社員の役割は、庶務がメインであとは他の社員の補佐。
9-17時の勤務である。
仕事内容や勤務時間から、会社的には子育中の女性が働きやすい環境である。とアピールし、採用活動を行っている。
賃金は決して高くない。
でも、パートよりも稼げて、福利厚生がしっかりしているので、本当に子育中の女性にはいいと思う。
9-17時勤務がメインであるが、それよりも短い勤務の契約社員もある。
夫の扶養内で稼げる働き方だ。
なので、面接の時にフルタイム勤務なのか、短時間勤務なのか聞かれるのだ。
もちろん、子育中の女性を採用するのだから人事部もしっかりヒアリングする。
フルタイムの場合、9-17時で働けるか。配属先の部署の平均残業時間まで人事部は伝える。
全く残業ができない場合は、その配属先へは行かせない。
入社し、配属先と本人とのミスマッチをさけるためだ。
話を戻します。
隣の課に来た契約社員さん。
9-17時のフルタイム。
保育園に通っている子供がいて、前の職場では両立ができなかったからここに来た。とのこと。
最初は普通に9-17時で勤務していたけれど、同じ保育園に通う子供をもつ同僚たちが、こぞって時短勤務にしているので、自分も時短勤務にしたい。と言い出した。
いやぁ〜…
9-17時で働けるから採用されてるんだからさ、入ってすぐに時短にしたい。なんて無理でしょ。
って正直思った。
うちの会社は子供が小3まで時短にできる。
制度としては、彼女も時短にできるはず。
保育園に通う子供がいるから。
でもさ、9-17時のフルタイムで採用されたんでしょ?
フルタイムがダメなら、もっと短い勤務も選べたんだよ?
私な全く腑に落ちなかった。
時短にしてる人って、育休明けて復帰した人たち。
採用されたあとに時短にしたい。って…へ?って思わない?
結局、彼女は会社の制度のプリントを印刷し、課長へ直談判。
課長も認めざるを得ないので、1時間の時短ができるようになった。
仕事は庶務。
庶務って、朝と夕方短時間が忙しい。
それを彼女は時短のためできない。
会社としては、庶務の要員が欲しかったから採用した。
でも、時短にすることによってその庶務ができない。
え?9-17時のフルタイムで採用されたんだよね?
それができるから、面接受けたんだよね?
え?詐欺じゃない?
こんな考え方の私はパワハラと言われるのだろうか。