sunsetchild’s diary

都内勤務2児ワーママの徒然 https://room.rakuten.co.jp/satyu/items

社内相談窓口へ電話された上司

前の会社の隣の係の話である。

 

30後半独身バリキャリのお姉様がいた。

営業だったが、私の部署に異動してきた。

私の部署は内勤部門。バリバリ働いてたお姉様にはかなり物足りない部署だったはず。

 

仕事がめちゃくちゃできるので、事務はすぐ終わる。

営業をやってきたので、わけわかんない使えない営業の指示はばっさり切る。

 

見てて爽快だった。

 

しかし、このお姉様の上司がちょっと曲者だった。

出世できずくすぶってる感がある方で、とにかく口が悪く、態度がヤンキー。

 

ミーティングではこの上司がオラオラですすめても、お姉様がそれは違う!と反対意見を言い、よく対立していたらしい。

部下たちにとっては、オラオラ上司は怖いのでなかなか反論できないから、お姉様が言ってくれありがたいと思っていた。

 

ある日のミーティング。

 

ミーティング後、オラオラ上司が部屋から思いっきり扉をバンっと開け出てきた。

みんなびっくり!

椅子にドスンっ!と座った。

 

後から課員が出てきた。みんな表情が暗い。

 

後日、何が起こったのか教えてもらった。

 

お姉様が上司の意見に反論したところ、

「女は黙ってろっ!」

と上司が吠えたそうな。

 

あー…それ言っちゃいけないことワードじゃないか?

その場で聞いていたみんなドン引き。

 

言われたお姉様は、大人ですね、

「黙れ。と言われるとは思いませんでした。」と一言だけいったそうな。

 

しかし、お姉様。黙っちゃいない。

 

なんせ、バリキャリですからっっ!

営業バリバリやってましたからっっ!

 

お姉様、社内の相談窓口へすぐ連絡。

 

パワハラを受けている。と訴えたそうな。

 

そして、支社長によるヒアリングがあり、上司へは厳重注意がされた。

 

その後2人はほぼ話さなくなった。

 

そして翌年。

 

上司は降格。

お姉様と同じポジションとなった。

 

この件1つで降格になった。とは思えやいけど、社内窓口へ相談されたことはすごく大きかったと思う。

 

しかも、女は黙ってろ!って…

 

昭和的発言!

 

あれから5年以上経っている。

まさか令和の時代に、「女」を理由に怒鳴りつけるひとなんていない。と思いたいが…心の中では何考えてるかわからないからね。

口には出さないようにしてもらいたい。