知人が叱らない育児を実践中
『叱らない育児』と書いてしまうと語弊があるかもしれないけど、
「ダメでしょ!」など怒る言葉は使わず、子供と対話で解決する。みたいな感じなのかな。と知人を見てて思った。
例えば。
まだ子供が3歳くらいの時、クリスマスの雑貨がたくさん売ってある店があり、「中入ってみよう」と誘われた。
私なら3歳の娘と一緒なら入らない店だった。
店内は狭く、ベビーカーは無理。
小物がぎっしり飾られていて、リュックを前に持ったほうがいい感じの狭さ。
躊躇ったが…
でも、見てみたい。
子供を注視しながら店の中を見て回った。。
娘には、何も触ってはいけない、店の中を走ってはいけない。と伝えた。
娘の知人の子供が2人であるオブジェをおしゃべりしながらみていた。
知人の子供は身を乗り出してオブジェを間近で見ようとしている。
んー…身を乗り出すと危ないんだがなぁ。なんて思った。
すると…
ガッシャーン😱😱😱😱
知人の子供が側にあたった陶器の置物落とし、割れた。
お値段6000円。
もう私、😱😱😱😱←こんな顔になった
もしこれが自身の子供だったら、
「ちょっと何やってるの!」って絶対言ってた。
てか、その前に身を乗り出してる時点でやめさせる。
知人がかけつけると、子供は…
「僕何もしてないっっっ!!!」(男の子です)
第一声がこれか。と思ったが、知人は、
「わかるよ?○くんはわざとじゃないよね。それはわかる。
だから、怒ってるんじゃないの。落ちて割れちゃったのは何でかな?
側によったのがいけなかったね。」
と諭すようにいったのだ!
もう私びっくり!
ほとけかっっっ!!!と感動した。
いやいやいや、私なら「まず謝りなさいっっっ!」って言うだろう。
これが叱らない育児なのか!
親の懐の広さが試される。
知人はその割れた陶器をもってレジにいき、「すみません、子供が落として割ってしまったので、いただいてかえります。」
と言った。
そうか、それを買うのか!
天晴だわっっっ!
結局、店員さんからは気にしなくていい。と言われ店を去った。
いや、6000円のオブジェを気にしなくていい。と言える店員さん…すごいわ。
知人は最後まで子供を怒ることはせず、もちろん子供も謝ることはなく、そこで終わった。
その時は、すごいわ…
すごいぞ、叱らない育児!私にはできないね!
と思った。
でも、今思と…
わざとじゃなくても、結果としていけない事だとしたら、謝らなくていいものなのか。
謝罪できない子供になるのではないかと思う。
そう思ったには理由がある。
つづく